平成21年第2回6月定例会会議録(第1号)

議事日程(第1号)

 平成21年6月8日 10時開議

  • 第1 会議録署名議員の指名
  • 第2 会期決定の件
  • 第3 議会改革特別委員会委員長中間報告
  • 第4 市政の報告と提出議案の説明

本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

出席議員(21名)

  • 1番 西本 幸洋
  • 2番 太田 好紀
  • 3番 川村 家廣
  • 4番 藤冨 美恵子
  • 5番 池上 輝雄
  • 6番 益田 吉博
  • 7番 山田 由比己
  • 8番 山田 澄雄
  • 9番 峯林 宏政
  • 10番 西尾 彦和
  • 11番 北山 和生
  • 12番 山本 久和
  • 13番 花谷 昭典
  • 14番 佐久間 正己
  • 15番 寺本 保英
  • 16番 樫塚 凱一
  • 17番 黄木 英夫
  • 18番 土井 康嗣
  • 19番 榮林 末次
  • 20番 大谷 龍雄
  • 21番 田原 清孝

欠席議員

なし

説明のための出席者

  • 市長 吉野 晴夫
  • 副市長 榮林 勝美
  • 教育長職務代行者 吉田 辰雄
  • 市長公室長 辰巳 信也
  • 総務部長 森本 敏弘
  • 都市整備部長 森本 元三
  • 生活産業部長 上田 卓司
  • 健康福祉部長 水脇 正雄
  • 上下水道部長 辻本 衡司
  • 会計管理者 上 孝男
  • 西吉野支所長 福井 純二
  • 大塔支所長 土井 祥嗣
  • 監理管財課長 新井 健夫
  • 企画財政課長 櫻井 敬三
  • 市長公室次長 佐古 憲美
  • 秘書課長 下村 洋次
  • 庶務課長 窪 佳秀

事務局職員出席者

  • 事務局長 川西 敏美
  • 事務局次長 乾 旬
  • 事務局係長 西峯 久美
  • 事務局主任 笹谷 豊
  • 速記者 柳ヶ瀬 五美

10時2分開会

議長(北山和生)

 ただいまから、平成21年五條市議会第2回6月定例会を開会いたします。

 本日、平成21年五條市議会第2回6月定例会が招集されましたところ、議員各位には何かと御多用のところ御参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。

 本定例会には、一般会計補正予算を始め多数の重要議案が提出されておりますので、議員各位にはどうか御精励をいただきますとともに、円滑なる議会運営に格段の御協力をお願い申し上げまして、開会のあいさつとさせていただきます。

 この際申し上げます。会議記録、市議会だよりGOJO及び広報五條に掲載のため、各会議の日程中、事務局に写真撮影をさせますので、御了承願います。

議長(北山和生)

 初めに表彰状の伝達を行います。

 事務局長に紹介させます。

事務局長(川西敏美)

 私から御紹介を申し上げます。

 去る、5月27日に開催されました全国市議会議長会第85回定期総会におきまして、表彰規程により15年以上議員の職にあります花谷昭典議員、山本久和議員及び北山和生議長に表彰状の贈呈がありました。

 以上で紹介を終わります。

 それでは、議長からその表彰状を伝達していただきます。

 お名前を呼び上げますので、御登壇ください。

 花谷昭典議員。

 

 〔花谷昭典登壇〕

議長(北山和生)

 表彰状

 五條市 花谷 昭典 殿

 あなたは市議会議員として15年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第85回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰いたします。

 平成21年5月27日

 全国市議会議長会会長 五本 幸正(代読)

 おめでとうございます。(拍手)

事務局長(川西敏美)

 山本久和議員。

 

 〔山本久和登壇〕

議長(北山和生)

 表彰状

 五條市 山本 久和 殿

 あなたは市議会議員として15年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第85回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰いたします。

 平成21年5月27日

 全国市議会議長会会長 五本 幸正(代読)

 おめでとうございます。(拍手)

議長(北山和生)

 以上で表彰状の伝達を終わります。

 表彰状をお受けになりました各位には、長年にわたり市政の発展に尽くされた御功績に対し、深甚なる感謝の意を表しますとともに、今後ますます御精励をいただきますようお願いいたします。

 ただいまの出席議員数は定足数に達しておりますので、会議が成立いたします。

 市長から議会招集のごあいさつがあります。吉野市長。

 

 〔市長 吉野晴夫登壇〕

市長(吉野晴夫)

 平成21年第2回定例市議会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日は、第2回定例会を招集いたしましたところ、議員各位には公私御多用のところ御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 平素は、市政の発展と市民生活の向上に精力的に御活躍をいただいておりますことに心より感謝申し上げます。

 さて、我が国の経済は5月の月例経済報告では景気の現状について、「悪化のテンポが緩やかになっている」とし、やや改善方向に見直した内容となっていますが、景気の行く先は不透明のままであります。

 こうした厳しい財政状況の中、歳入に大きな伸びが想定できませんので、安定的な財政運営を行っていくには行財政改革は避けては通れません。

 知恵と創意工夫を発揮し、市民が一致団結できる基盤をつくることが大切であります。

 そのためにも、子や孫が「喜びあふれるまち・誇りのもてるまち」の創造に向け、精一杯やっていきたいと思うところであります。

 どうか今議会におきましても、皆様の創意あふれる御意見を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 後になりましたが、15年以上議員の職にあります北山和生議長・花谷昭典議員・山本久和議員が地方自治の発展に尽くされ、全国市議会議長会より表彰状を受けられたということであります。

 各議員に対しまして、心より祝福と敬意を表します。

 最後になりましたが、議員各位におかれましては健康に御留意され、ますます御活躍賜りますことをお願いいたしまして、平素のお礼と開会のごあいさつに代える次第でございます。

議長(北山和生)

 ただいまから本日の会議を開きます。

 諸般の報告事項がありますので、事務局長から報告させます。

事務局長(川西敏美)

 命により、私から御報告を申し上げます。

 まず、全国市議会議長会でございます。

 去る5月27日に東京都におきまして、第85回定期総会が開催されました。

 開会式では、会長の広島市議会議長の開会あいさつの後、来賓の松本内閣官房副長官、河野衆議院議長、鳩山総務大臣から祝辞と、江田参議院議長のメッセージがあり、続いて、前回の定期総会以降新たに市制施行された鹿児島県伊佐市と宮崎県日南市の紹介がありました。これで全国の都市数は、東京23区を含めて806市となりました。

 次に、会長選任では、役員選考委員の選考により、富山市議会議長の五本幸正氏が満場一致で選任され、就任のあいさつと、前会長の退任あいさつがありました。

 次に、3,221名の永年勤続者の表彰があり、先ほど伝達されましたとおり、花谷昭典議員、山本久和議員及び北山和生議長に表彰状が贈呈されました。

 会議では、一般事務報告、平成19年度各会計決算報告及び平成21年度各会計予算報告並びに地方行政委員会ほか6委員会の活動報告があり、それぞれ承認されました。

 また、各部会提出議案25件並びに会長提出議案2件を原案のとおり決定し、さらに各部会提出議案の処理については各委員会でそれぞれ協議を行い、会長提出議案については関係機関へ要望することになりました。

 役員改選では、部会長、理事、評議員及び各委員会の委員については、各部会からの推薦に基づき選任されました。

 また、顧問には、会長経験者で国会議員の2名がそれぞれ委嘱され、相談役には正副会長経験者及び政令指定市議長の25名がそれぞれ委嘱されました。

 閉会式では、522名の前年度役員に感謝状が贈られ、最後に、会長のあいさつにより定期総会は閉会いたしました。

 次に、近畿市議会議長会でございます。

 去る4月21日に大阪府吹田市におきまして、第74回定期総会が開催されました。

 開会式では、初めに会長の門真市議会議長のあいさつがあり、続いて開催市の摂津市議会議長並びに摂津市長の歓迎のあいさつがありました。

 引き続き、大阪府副知事を始め来賓各位からの祝辞と祝電の披露がありました。

 次に、会議に入り、平成20年度の会務報告及び平成19年度の歳入歳出決算報告並びに監事から平成20年度出納検査結果報告があり、いずれも承認されました。

 次に、議案審議に入り、支部提出議案の市議会議員年金財政に対する緊急要望及び会長提出議案の平成21年度近畿市議会議長会会計予算案が上程され、審議の結果、原案どおり可決されました。

 続いて役員の選任が行われ、平成21年度役員には、会長に大阪府摂津市、副会長に大阪府高石市、また各府県支部選出の支部長には、大阪府は河内長野市、兵庫県は南あわじ市、和歌山県は和歌山市、滋賀県は大津市、奈良県は生駒市、京都府は向日市をそれぞれ選出、また、理事には17市、監事には兵庫県三田市と滋賀県草津市が選任されました。

 また、市議会議員共済会の理事に滋賀県近江八幡市を、代議員には天理市、橿原市を含め19市の議長がそれぞれ選任され、相談役に大阪市、堺市、神戸市、京都市の各議長が委嘱されました。

 次に、研修会が行われ「世界の動向から読む・日本経済と地方自治の役割」と題して、国際ジャーナリスト蟹瀬誠一氏の講演がありました。

 閉会式では、前会長市並びに前支部長市に対して感謝状が贈呈され、代表して前会長 の門真市議長から謝辞がありました。

 続いて、副会長に就任した高石市議長から次期開催市としてのあいさつがあり、最後に会長の摂津市議長が閉会のあいさつを行い、定期総会は閉会いたしました。

 次に、奈良県市議会議長会でございます。

 去る5月21日に橿原市におきまして、平成21年度第1回奈良県市議会議長会が開催されました。

 初めに、会長の生駒市議会議長のあいさつがあり、続いて各市の議長、副議長、事務局長の紹介がありました。

 会議では、諸報告として、事務報告並びに会議出席報告が行われ、それぞれ了承されました。

 続いて、平成20年度奈良県市議会議長会会計決算と平成21年度奈良県市議会議長会会計補正予算(第1号)について審議の結果、それぞれ承認並びに可決されました。

 以上が、議長会関係の概要でございます。

 次に、地方自治法第235条の2第3項の規定により、監査委員から一般会計及び特別会計の1月分から4月分までの例月出納検査の報告並びに地方公営企業法第27条の2第2項の規定により、水道事業会計の1月分から4月分までの例月出納検査の結果報告が提出されております。

 以上を御報告申し上げまして、諸報告といたします。

 なお、会議資料及び監査資料等につきましては事務局において保管いたしておりますので、後刻御清覧いただきたいと存じます。

議長(北山和生)

 以上で諸般の報告を終わります。

 次に、南和広域連合議会の報告があります。8番南和広域連合議会山田澄雄議員。

 

 〔8番 山田澄雄登壇〕

8番(山田澄雄)

 議長から発言の許可をいただきましたので、去る3月27日、15時30分から五條市市民会館において開催されました、平成21年第1回南和広域連合議会定例会の報告をいたします。

 本定例会では、南和広域連合議会議長の選挙及び平成21年度南和広域連合一般会計予算案並びに南和ふるさと市町村圏事業特別会計予算案などについて審議されました。

 定例会では、まず、連合長のあいさつがあり、仮議席の指定、会期の決定などが行われました。

 続いて、南和広域連合議会議長の選挙が行われ、新しい議長に、私、山田澄雄が、副議長に、大淀町、藤山議員が選出され、議席の指定を行いました。

 次に、連合長の施政方針と提出議案の説明が行われました。

 引き続き議案審議に入り、職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部を 改正する条例並びに指定金融機関の変更について審議が行われ、原案どおり可決されました。

 次に、平成21年度各会計予算案につきましては、一般会計の予算総額8,135万円、南和ふるさと市町村圏事業特別会計の予算総額4,200万円が、それぞれ原案のとおり可決されました。

 次に、監査委員の選任につきましては、下市町、岩崎代表監査委員と下市町、杉本議員が選任されました。

 以上、概要を申し上げまして、平成21年第1回南和広域連合議会定例会の報告といたします。

 なお、資料は事務局で保管いたしておりますので、後刻御清覧いただきたいと思います。

 ありがとうございました。

議長(北山和生)

 以上で南和広域連合議会の報告を終わります。

議長(北山和生)

 この際御報告申し上げます。

 先の平成21年五條市議会第1回3月定例会以降の休会中、五條市議会会議規則第160条第1項ただし書の規定により議員の派遣を決定いたしておりますが、詳細につきましてはお手元に配付いたしておりますので、御了承願います。

 また、報告書につきましては事務局で保管いたしておりますので、後刻御清覧願います。

議長(北山和生)

 本日の日程につきましては、お手元に配付済みのとおりであります。

 配付漏れはございませんか。──。

 これより日程に入ります。

 

日程第1

議長(北山和生)

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は会議規則第81条の規定により、議長から指名いたします。

  • 13番   花谷 昭典 議員
  • 14番 佐久間 正己 議員
  • 15番   寺本 保英 議員

 以上の3名の方にお願いいたします。

日程第2

議長(北山和生)

 次に日程第2、会期決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期につきましては、去る6月1日開催の議会運営委員会におきまして御協議を賜りました結果、先に御通知申し上げましたとおり、本日から22日までの15日間といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

 〔「異議なし」の声あり〕

議長(北山和生)

 御異議なしと認めます。よって会期は、本日から22日までの15日間と決しました。

 なお、会議中の会議予定につきましては、各位に御通知申し上げましたとおりであります。

日程第3

議長(北山和生)

 次に日程第3、議会改革特別委員会委員長中間報告を求めます。議会改革特別委員会榮林末次委員長。

 〔議会改革特別委員長 榮林末次登壇〕

 

議会改革特別委員長(榮林末次)

 皆さん、おはようございます。

 議長から発言の許可をいただきましたので、ただいまから議会改革特別委員会におけるこれまでの経過及び調査等について、中間報告をいたします。

 当委員会は、地方自治法が改正され、議会の組織や運営の自由度が高まった現在、地方分権により二元代表制を機能させる必要性が更に高まってきており、また、市民の信頼と負託にこたえるためにも、開かれた、市民とともに歩む議会を目指し、時代に合った議会についての諸課題に取り組むことを目的として、先の平成21年第1回3月定例会最終日の3月17日に設置され、7人の委員が選任されました。

 4月7日に第1回委員会を開催し、委員長に、私、榮林末次が、副委員長に川村家廣委員が、それぞれ選任されました。

 また、当委員会の運営について協議し、議員任期も迫ってきていることから、委員会としては、第2回6月定例会に中間報告ができるよう、付託されたテーマに沿って集中して取り組んでいくために、月2回のペースで会議を持つことなどを決定いたしました。

 その際には、議会運営委員会との関係や、付託されている内容の違いなどについても協議し、独立した委員会の意思を尊重することなどを確認いたしました。

 なお、我々議員の残任期との関係から、検討課題を具体的に絞っていくことが必要であるとの意見が出され、各委員からそれぞれ意見を提出していただくことといたしました。

 4月14日に第2回委員会を開催いたしました。

 初めに、当委員会の運営について、会議時間は1時間半を目安とし、集中的に御審議いただくことといたしました。

 委員から提出された意見を基に、当面、当委員会として取り組むべき事項については、第2回6月定例会までに一定の方向性を見出せるものを中心に検討していくこととなりました。

 委員各位から提出された意見はすべて重要なものばかりでしたが、活動期間に限りがあることから、協議した結果、「1 議員が審議会や協議会の委員を兼務している際の、報酬の重複支給を禁止することについて」「2 特別車両料金、すなわち新幹線等のグリーン料金の支給を禁止することについて」「3 議長交際費をインターネットで公開することについて」「4 全議員を対象とした研修会を開催することについて」「5 議員報酬について」の5項目について、まずは当委員会で協議することにいたしました。

 引き続き、この5項目について、1項目ずつ協議し、委員各位からは、それぞれきたんのない意見が出されました。

 1項目目の、議員が審議会や協議会の委員を兼務している際にその報酬の重複支給を禁止することについては、委員全員の賛同を得ることができ、当委員会から条例改正案を提出することに決定いたしました。

 併せて、監査委員と農業委員の報酬についても御協議いただきましたが、減額してもいいのではないかという意見があった一方、これらについては個別法の規定があり、いわゆる充て職とみなすことができないことや、ほかの審議会等の委員と比較したときに、活動期間が長いこと、また、その責任などを考慮するべきであるとの意見も出されました。

 この二つの委員の報酬について、今回は切り離して協議するべきとの意見があり、委員会としては継続審査とすることにいたしました。

 次に、鉄道を利用して出張等をする場合、市長、副市長及び教育長と同じように議員に対しても支給することが可能となっている特別車両料金、すなわち新幹線等のグリーン料金の支給を禁止することについては、五條市議会は今までからも内規でこのグリーン料金を算定しないことにしていることから、委員会では、議会の姿勢を市民に理解していただくために条例改正をするべきであるとの意見が出され、当委員会から条例改正案を提出することに決定いたしました。

 次に、議長交際費の執行状況をインターネットで公開することについては、議長から、開かれた議会であるためには必要なことであるとの意見が出され、当委員会では、満場一致で市のホームページで議長交際費の執行状況を公開していくことになりました。

 次に、全議員を対象とした研修会を開催することについては、現在の議会運営に対しても意見が出され、定期的に開催する必要があるとの意見が出されました。

 今回は改選時期でもあり、改選後、3月定例会までに研修会を開催するべきとの意見が出されました。

 次に、議員報酬については、委員からは、最終的には議員全員協議会に諮るべきであり、当委員会では方向性を示しておくべきであるとの意見や、議員報酬だけに限らず検討するべきであり、市長に対し報酬等審議会の開催を要求して検討してもらうのが筋であるとの意見、また、市議会議員選挙の際に広く市民に意見を問おうとする議員もいるので、この委員会で報酬額まで決めるのは難しいのではないかとする意見などがありました。

 次回委員会では、詳細な資料を用意して委員会として幅広く研究するべきであるとの意見が出され、協議した結果、そのように決定いたしました。

 5月11日に第3回委員会を開催いたしました。

 第3回委員会では、第2回委員会で委員各位から出された意見を踏まえ、さらに具体的に、踏み込んだ協議をいたしました。

 初めに、議員が審議会や協議会の委員を兼務している際の報酬の重複支給を禁止することについて、及び、出張や研修の際に鉄道を利用したときの特別車両料金の支給を禁止することについては、我々議員ができることについては早急に取り組むべきであるという意見が多く出され、協議した結果、改正条例の施行日は本年7月1日とすることに決定いたしました。

 また、この特別車両料金の支給を禁止するだけではなく、船舶による出張をする場合には、同じく市長、副市長及び教育長と同様に支給されることが可能となっている寝台料金及び特別船室料金についても議員には支給しないとする条例改正案を、併せて6月定例会に提出することといたしました。

 また、議長交際費の執行状況をインターネットで公開することについては、1年を上半期と下半期に分けて公開することとし、公開する内容は、支出日とともに、折衝接遇経費、儀礼的経費、賛助的経費などの支出区分、その内容及び支出金額とし、本年4月1日にさかのぼって公開することとなり、本年度上半期分の議長交際費の執行状況については、書類整理ができ次第、市のホームページで公開することといたしました。

 全議員を対象とした研修会を開催することについては、費用は現在の議会費の中で賄うこととし、改選後、3月定例会までに開催することとなりました。

 議員報酬については、県内及び近隣市について、議員報酬だけにとどまらず人口、議員定数、政務調査費等の状況に関する資料、全国の市議会の議員報酬に関する資料、中でも、特に人口規模が類似している市に関しては定数や議員報酬、その他の状況などの資料も参考に、委員会で比較検討を加え協議いたしました。

 委員からは、「現時点で報酬の減額を決定しても、選挙のためだと非難されかねない。」「当委員会としては、方向性を出していくべきである。」「改選時期であり、議員は選挙の際に市民の意見を広く聞くことになると思うので、それを踏まえて協議するべきである。」「議員定数にもかかわってくる。」「政務調査費や委員会研修の経費などを含めて総合的に検討するべきである。」などの意見が出されました。

 5月22日に第4回委員会を開催し、6月定例会に向けて、当委員会としての意見調整を行いました。

 その際、委員からは、議員報酬に関して、「議員全員協議会で意見がまとまれば、委員会を開いて協議するべきである。」「引き下げる方向で、更に協議を継続させる。」「方向を示して、金額については改選後の議員で協議していただく。」「議員全員協議会では全議員の意見を聞き、出された意見については、更に委員会で協議し、最終報告をすればいい。」などの意見がありました。

 協議した結果、議員報酬については、金額は下げる方向で、前向きに考えるが、具体的な金額については議員全員協議会で全議員の意見を聞き、更に協議を進めていくことになりましたので、去る5月29日に開催された議員全員協議会で、議員各位から御意見をお聞かせいただいたところであります。

 以上が、これまでの当委員会における審査の経過報告であります。

 先ほども報告いたしましたとおり、議員が審議会や協議会の委員を兼務している際の報酬の重複支給を禁止することについて、また、鉄道での特別車両料金及び船舶での寝台料金と特別船室料金の支給を禁止することについては、当委員会から、今定例会中に条例の改正案を提出することとなりました。

 なお、議会は、市長とは独立、対等の機関であり、我々議員は、自らのことは自らが決定するという「議会の自治」を強く認識し、改革に取り組むことが求められております。

 五條市議会においても例外ではなく、当委員会としては、先の議員全員協議会における議員各位から出された御意見を参考に、市民の皆様の御意見もお聞かせいただきながら、引き続き、我々議会及び議員を取り巻く諸課題について積極的に取り組んでまいりますので、各位の御理解、御協力をお願い申し上げます。

 以上で、議会改革特別委員会の中間報告を終わります。

 ありがとうございました。

 

日程第4

議長(北山和生)

 以上で議会改革特別委員会委員長の中間報告を終わります。

 次に日程第4 市政の報告と提出議案の説明を求めます。吉野市長。

 

 〔市長 吉野晴夫登壇〕

市長(吉野晴夫)

 年度当初から今日までの市政の概要について御報告申し上げます。

 まず、平成20年度の決算状況につきましては、一般会計及び国民健康保険ほか8特別会計におきまして、各々剰余金をもちまして決算ができました。

 さらに、水道事業会計におきましても純利益を計上し、3月末日をもって既に決算を終えております。

 次に、諸事業の取組について御報告申し上げます。

 最初に、景気後退下での、市民生活の不安にきめ細かく対処するための緊急経済対策の取組について申し上げます。平成20年度国の補正予算による「地域活性化・緊急安心実現総合対策交付金」並びに「地域活性化・生活対策臨時交付金」につきましては、本市におきましても地域の活性化に資するため補正予算を編成し、市道整備、林道整備、学校の耐震診断等、市民生活に直結する事業を行ってまいりました。

 さらに、平成21年度国の補正予算において、なお一層の景気対策として「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」「地域活性化・公共投資臨時交付金」が計上されており、今後、本市におきましても実施計画を策定し、市民の安心・安全に関する事業、少子高齢化社会に対応する事業など、幅広く展開してまいりたいと考えております。

 また、世帯の生活支援として給付されます「定額給付金・子育て応援特別手当」につきましては、「定額給付金」は対象者の約85パーセントに当たる1,665世帯に対して、「子育て応援特別手当」は対象者の約90パーセントに当たる347世帯に対し、それぞれ5月18日に振り込みをさせていただいたところです。残りの世帯につきましても、手続が済み次第、速やかに給付をしてまいります。

 次に「第5次五條市総合計画」について御報告をいたします。

 平成18年度から市民の皆様へのアンケート調査や総合計画審議会委員並びに議会議員の方々の貴重な御意見をいただきながら、本市のまちづくりの指針となる「第5次五條市総合計画」を策定いたしました。

 その内容について市民の皆様に知っていただくため、概要版を5月10日に市内全世帯へ配布いたしました。

 次に、新町のまちづくり事業の取組について申し上げます。本事業につきましては、平成20年度に策定した「体験滞在型まちづくり計画」に基づき、旧前防邸の居宅部分の改修に引き続き、蔵部分についても体験滞在施設として活用すべく改修する計画をいたしております。

 次に、携帯電話の通信エリア拡大について申し上げます。

 本市の山間地域における携帯電話の不感エリアの解消は「命の携帯電話」として非常に重要であり、併せて地域住民の利便性の向上並びに社会経済活動の活性化を図るべく、これまで民間通信業者に通信エリア拡大の要望を行ってまいりました。こうしたところ、今回、国の緊急経済対策に伴い、平成22年度において計画しておりました携帯電話等エリア整備事業などを前倒しして、本年度に西吉野地域の唐戸地区及び茄子原地区に携帯電話基地局を、また西吉野地域の永谷地区、津越地区並びに大塔地域の惣谷地区において携帯電話基地局及び伝送路施設を通信事業者の協力を得ながら施工する予定であります。

 次に、道路行政の取組について申し上げます。

 京奈和自動車道大和・御所道路(御所区間)につきましては順次工事が進んでおり、五條道路との早期開通に向けた要望活動を引き続き行ってまいります。

 また、奈良県の重点整備宣言箇所に指定された地域高規格道路五條新宮道路(五條市域)につきましては、調査区間の都市計画決定を目指すとともに、辻堂バイパスの早期完成につきましても関係機関等と連携を図りつつ、引き続き陳情してまいります。

 次に、これまで長年構想してまいりました新金剛トンネルにつきましては、国土交通省が平成21年度予算に調査費を盛り込んでいただきましたことは御案内のとおりでありますが、今後、大阪府に直結することにより、五條市を始めとする南和地域全体の活性化につながるよう、早期実現を国土交通省へ要望してまいります。

 次に、国道24号拡幅整備につきましては、本陣交差点から市役所下までの1工区間(約200メートル)の工事は今年度末に完成予定であり、市役所下交差点から裁判所下までの2工区間(約300メートル)及び裁判所下から二見1丁目交差点までの3工区間(約300メートル)につきましても、地権者、居住者等の御理解と御協力を得ながら迅速な用地買収を国土交通省とともに実施し、全線1,350メートルの事業化に向け、引き続き取り組んでまいります。

 次に、公園整備事業のうち五條中央公園につきましては、本年3月に管理棟が完成し、4月から職員を常駐させ、公園管理を行うとともに、現在、園路や植栽などの整備工事を行っております。今後の整備計画といたしましては、西側ゾーンから吉野川河川敷までの間を、平成22年度の完了を目標に進めてまいります。

 また、現在市の直営で管理をしている上野公園、阿田峯公園並びに5万人の森公園につきましては、指定管理者制度導入における選考基準及び選定委員の構成等を今一度見直し、より一層の施設の有効利用と管理費の削減という観点から、去る4月の指定管理者選定委員会において候補者を選定いたしました。今議会に提出いたしまして議決をいただいた後、本年10月から指定管理者による管理運営を予定しております。

 次に、上野公園多目的グランドの人工芝につきましては、4月12日にオープニングフェスティバルを開催し、供用を開始したところです。8月初旬には、全国高等学校総合体育大会のサッカー会場にも選定されており、今後、メイングランドを利用した各種スポーツイベントに多数の市民の方が積極的に参加し、健康増進に活用していただきますよう願っております。

 次に、新型インフルエンザ対策について御報告申し上げます。

 本年4月にメキシコ・アメリカから世界的規模に広がった新型インフルエンザへの対応といたしまして、4月28日に市感染症対策委員会を開き、国内発生時の対応等を協議するとともに、市民の皆様の相談窓口として、県の発熱相談センターとも連携しつつ、保健福祉センターに窓口を開設いたしました。

 その後、神戸・大阪での国内発生があり、市内の小・中学校、幼稚園、保育所の児童生徒の健康状況の把握に努めるとともに、予防の徹底等の指導を行いました。また、大阪、兵庫県内から近畿他府県へ感染が拡大している状況もあり、市といたしましては、5月19日に感染症対策本部を設置し、予防啓発に努め、県内あるいは近隣市町村で感染が確認された場合の対応を協議するとともに、それぞれの部署でのイベント、行事等の検討、市民の皆様への情報提供等の対策を講じております。

 次に、墓地整備についての取組を御報告申し上げます。

 墓地は、快適なまちづくりや住環境の整備を行っていく上で欠かせない施設であり、高齢社会の到来を迎え、より一層市民の皆様からの需要が高くなってきております。

 しかしながら、現在の市営墓地の状況は、4か所、総数約6,700基であり、市民の皆様に提供できる物件はなく、早急な対応が必要となっております。

 このような状況において、市内の墓地不足を解消するため、新たな需要に対応できる墓地整備、施策を推進することを目的として、5月7日に「五條市墓地建設検討委員会」を設置し、委員の委嘱式及び第1回委員会を開催いたしました。

 今後、この委員会を中心に、地域の方々や関係機関の御理解と御協力を得ながら、墓地整備の早期実現に向け取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、教育行政の取組について申し上げます。

 去る4月18日・19日の2日間にわたり、多くの市民の皆様の参加のもと第32回公民館祭を、中央公民館並びに市民会館において開催いたしましたところ、展示の部には38部門、約800名の方々から心のこもった作品が出品され、また、発表の部には23部門、約400名の方々が日ごろの鍛錬の成果を発揮していただき、大変意義深い公民館祭を開催することができました。参加並びに御協力をいただきました皆様方には、改めて厚くお礼申し上げます。

 また、スポーツの振興につきましては、人工芝を新設しリニューアルオープンした上野公園多目的グランドのメイングランドを中心として、第27回市民球技大会を5月10日に開催いたしました。サッカーやテニスなど8種目に約1,200人の方々に参加をいただきました。当日は30度近い夏日となりましたが、文字通り『熱い熱い』熱戦が繰り広げられました。

 今後も、市体育協会を始めとして各種競技団体と連携を密にしながら、生涯スポーツの普及、振興に努めてまいりたいと考えております。

 次に、五條新町地区伝統的建造物群保存地区制度導入の進展につきまして、御報告申し上げます。

 去る4月26日、文化庁文化財部長、県文化財保存課長の視察が行われ、改めて新町通りのまち並みの良さを確認していただき、翌27日には五條市新町地区町なみ保存会委員会を開催し、文化庁文化財部長の視察報告を行い保存事業への意欲を確認いたしました。

 この制度の導入には、保存条例に基づく保存計画の策定と、その保存計画への地域住民の同意が不可欠であります。今後も引き続き地域住民で構成されます五條新町地区町なみ保存会等の御理解と御協力を賜りながら、住民説明会や該当物件所有者及び地権者に個別での説明を行い、新町地区のまち並み保存と活性化に取り組んでまいりたいと考えております。

 また、この地域の保存と活性化を目的に、民間のまちづくり団体が主催する「自由市場かげろう座」が今年も5月24日に開催されました。今回は新型インフルエンザの影響が懸念され、かげろう座実行委員会からは自粛要請があれば従う旨の文書が提出されておりましたが、市民の皆様を始め多くの方々が楽しみにしている大イベントでもあり、幸いにも奈良県において感染者が確認されていないことから、手洗い、消毒等感染予防の徹底を条件として開催していただきました。その結果、心配された人出も過去最高となり、多数の出店とともに、切り絵作品の展示や琵琶演奏、まちかどライ ブなどが演じられ、大勢の家族連れや若者で一日中にぎわいを見せておりました。

 次に、水道行政について御報告申し上げます。

 まず上水道事業の取組につきましては、公衆衛生の向上と生活環境の改善に資するため、公共性と経済性の調和を図りながら健全経営に努めているところであり、平成20年度末における給水区域内普及率は99.8パーセント、有収率につきましては前年比3.7ポイント改善して86.3パーセントとなっております。

 簡易水道事業につきましては、白銀北地区の統合簡易水道整備に伴い、奥谷地区の一部で7月から給水開始となります。

 また、城戸・陰地地区の水道未普及地域解消整備につきましても、事業を推進し、生活環境の改善と公衆衛生の向上を図ってまいります。

 さらに、新たな取組といたしまして、地域の永年の懸案であり、要望をいただいておりました辻堂地区の水道未普及地域解消整備は、本年度から水道施設工事等に着手いたしたいと考えております。

 次に、下水道事業の取組について御報告申し上げます。

 平成20年度末における本市の公共下水道普及率は、56.9パーセントであります。

 本年度におきましても引き続き整備に取り組むとともに、水洗化の促進を図るべく、市民の皆様の御理解と御協力を求めてまいります。

 また、野原地区の県流域下水道事業につきましては、平成22年度完成に向け事業が進められており、これに接続すべく計画的に事業を推進しているところであります。

 最後に、消防・防災行政の取組について御報告申し上げます。

 警防業務につきましては、災害に強い街づくりの活動として、火災原因のトップである放火と、建物火災の大半を占める住宅火災に対しまして、放火防止と住宅防火を主眼とした啓発と対策に取り組むとともに、自衛消防訓練の実施を徹底していただくため、防火管理体制の是正指導を推進し、出火防止と火災による被害の軽減を目指しているところであります。

 救急業務につきましては、救急出動件数が年々増加している中で、救急搬送における病院選定から医療機関における救急医療の提供まで一連の業務を円滑に実施することが傷病者の救命率の向上につながる重要な課題となっています。

 このような中、救急搬送の受入れは県立五條病院を主体とし、近隣病院また南和地区輪番制の病院選定をスムーズに行えるよう、現場の救急隊及び通信指令室から病院検索を実施しています。

 また、医師及び看護師が同乗する大阪府ドクターヘリの運航が4月23日から五條市で利用可能となりましたことは、御案内のとおりであります。

 新型インフルエンザへの対応といたしましては、感染防護資器材を救急隊員に配備するとともに、感染症対応マスクを確保いたしました。

 予防業務につきましては、先般の群馬県老人施設火災を踏まえ、防火管理者講習会を開催いたしました。また、大型店舗や福祉施設等の立入検査を実施し、消防法の改正に伴う火災通報装置やスプリンクラー設備の設置指導を促進しているところであります。さらに、一般住宅の防火訪問を実施し、住宅用火災警報器の設置の周知徹底を図るとともに、各種訓練や防火座談会等を通じてより一層の普及啓発及び防火指導に努めてまいります。

 消防広域化につきましては、先般奈良県消防広域化協議会の設立総会が行われ、4月1日に同協議会が発足いたしました。平成25年4月の奈良県を一圏域とした消防広域化に向けた協議体制が整ったもので、同協議会事務局へ消防職員1名を派遣いたしております。

 続きまして、本定例会に提出の諸議案について御説明申し上げます。

 報第7号 平成20年度五條市土地開発公社の決算及び事業の報告並びに報第8号 平成20年度財団法人大塔ふる里センターの決算及び事業の報告につきましては、それぞれの決算書及び事業報告書が提出されましたので、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき報告するものであります。

 次に、報第9号 平成20年度五條市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告、報第10号 平成20年度簡易水道特別会計繰越明許費繰越計算書の報告、報第11号 平成20年度五條市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告、報第12号 平成20年度五條市後期高齢者医療特別会計繰越明許費繰越計算書の報告、報第13号 平成20年度五條市水道事業会計予算繰越計算書の報告につきましては、それぞれ事業の進ちょく状況や関係機関との協議に時間を要したため、事業費の全部又は一部を翌年度に繰り越したので、関係法令の規定に基づき報告するものであります。

 次に、議第37号 五條市議会議員の定数を定める条例の一部改正につきましては、議員定数の削減により市財政の一層の健全化を図るため、本条例の一部を改正するものであります。

 次に、議第38号 五條市職員定数条例の一部改正につきましては、十津川村からの常備消防の一部事務受託に伴い消防職員を増員するため、本条例の一部を改正するものであります。

 次に、議第39号 五條市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正につきましては、議員報酬の抑制により市財政の一層の健全化を図るため、本条例の一部を改正するものであります。

 次に、議第40号 五條市5万人の森公園に係る指定管理者の指定についてから議第42号 五條市阿田峯公園に係る指定管理者の指定につきましては、各公園施設の指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものであります。

 次に、議第43号 五條市辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定につきましては、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 次に、議第44号及び議第45号 市道路線の認定につきましては、県道等が市に移管されるため、市道尼ヶ生1号線並びに市道西吉野滝2号線を、道路法第8条第2項の規定により認定をお願いするものであります。

 次に、議第46号 市道路線の変更につきましては、県道下市宗桧線移管による起点の変更のため市道十日市西山線を、道路法第10条第2項の規定により変更をお願いするものであります。

 次に、議第47号 平成21年度五條市一般会計補正予算(第1号)議定につきましては、歳入歳出それぞれ3億3,956万4千円を追加し、総額160億4,156万4千円とするもので、補正の主な内容といたしましては、携帯電話不感地域の解消を図るための工事請負費として2億8,590万円、消防庁舎建設事業に伴う測量業務委託料として400万円、「うちのの館」管理運営補助金として1,000万円等の追加であり、これらの財源につきましては、国庫補助金等を見込みまして、補正予算を編成した次第であります。

 次に、議第48号 平成21年度五條市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)議定につきましては、歳入歳出それぞれ81万6千円を追加し、総額42億3,881万6千円とするもので、補正の内容といたしましては、特定健康診査等事業に係る臨時雇い賃金等の追加であり、一般会計繰入金を見込んでおりますが、この財源につきましては奈良県緊急雇用創出事業補助金を充てることとしております。

 次に、議第49号 平成21年度五條市下水道事業特別会計補正予算(第1号)議定につきましては、歳入歳出それぞれ95万7千円を追加し、総額14億5,795万7千円とするもので、補正の内容といたしましては、公共下水道接続普及相談員の賃金であり、一般会計繰入金を見込んでおりますが、この財源につきましては奈良県緊急雇用創出事業補助金を充てることとしております。

 次に、同第4号 五條市公平委員会委員の選任につきましては、山田悦雄委員の任期が平成21年6月30日をもって満了するため、その後任の同意を求める次第であります。

 次に、同第5号 五條市教育委員会委員の任命につきましては、御勢久右衛門委員が平成18年11月13日に死去されたため、その後任の同意を求めるものであります。

 次に、同第6号 五條市教育委員会委員の任命につきましては、田村幸子委員が平成19年5月31日をもって辞職したため、その後任の同意を求めるものであります。

 次に、推第1号 人権擁護委員の候補者の推せんにつき意見を求めることにつきましては、佐久間英光委員、逵 洋子委員、亀谷 璋委員、片山邦彦委員の任期が平成21年9月30日をもって満了するため、その後任を推せんし、議会の意見を求めるものであります。

 以上が、このたび提出いたしました諸議案の概要でありますが、議員各位におかれましては、慎重審議の上、何とぞ、御議決並びに御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます

議長(北山和生)

 市政の報告と提出議案の説明が終わりました。

 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。

 あす、あさっては休会とし、次回11日10時に再開して一般質問を行います。

 なお、一般質問をされる議員各位は、あす9日の正午までに所定の発言通告書に質問事項を具体的に御記入の上、提出願います。

 本日は、これをもちまして散会いたします。

 11時11分散会

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更新日:2019年01月07日